「Claude Codeの良さがわからない」という人に伝えたいこと

寺倉 大史

寺倉 大史

Director

SNSでClaude Codeについての話題が増えてきて、「触ってみた」という人も増えた気がします。ただ、「すごい!」となる人と「ピンとこなかった…」という人に、かなりくっきり分かれてる印象があります。

私のチームも今年2月からClaude Code一本化に切り替えましたが、メンバーから「ClaudeとClaude Codeって何が違うんですか?」という質問がありました。

使い方が変わってないと感じる...と。

この記事は「Claude Codeを使うべきだ」という話ではなく。「ピンとこない」に優劣があるわけでもない。

ただ、ピンとこない理由には構造的な原因があると私は思っていまして、その理由と私なりの捉え方を書きたいと思います。

「ピンとこない」は、感度や使い方の問題ではないかもしれない

「Claude Codeの良さがわからない」と言うと、「使い方を間違えてるんじゃないか」「もっと活用すればわかる」という話になりがちだと思います。

ただ私は、そうじゃないケースが多いんじゃないかと。

多くの場合、Claude CodeをClaudeと同じ「相棒」として使っているから、ピンとこないんだと思います。

あくまで私個人の使い方や感覚の話ですが、Claudeは「相棒」に近い。対話を通じて、自分のやりたいことを一緒に進めてくれる存在として使っています。

Claude Codeは「チーム」に近いと感じています。プロジェクトの背景や流れを残し、ルールを定め、エージェントたちを動かしていく。チームを自分で作っていく感覚です。

もちろん相棒的な使い方もできます。ただ、私が感じるClaude Codeの本領は、「チーム」として動いてもらう部分にあります。

例えば、「記事を2日に1本書いてたのが1日5本書けるようになった」とか「LPの構成を1/10のスピードでできるようになった」という使い方があります。これはこれですごく価値がある使い方ですが、Claudeとの1対1の対話でも十分に実現できます。

この使い方をClaude Codeでやっても、体験はほとんど変わらない。ClaudeとClaude Codeの違いはほとんど感じられないと思います。

なぜチームの価値が見えないのか

ここで、フリーランスの話を引き合いに出してみたいと思います。

1人でやってるフリーランサーが、法人化して採用を始めたり、フリーランス同士でチームを組もうとするのはどんな時か。

1人じゃ対応できない規模のプロジェクトが来た時や、捌ききれない仕事が来た時だと思います。1人で全然余裕な規模の仕事をしている間は、チームを必要としない。

チームを作るコストをかける意味がない。Claude Codeも同じだと私は考えています。

担当するプロジェクトの規模が小さければ、チームは必要ない。相棒として1対1でやれば十分です。

だからClaude Codeを使っても、Claudeと同じ相棒としての使い方になって、その差が感じられない。

では、チームが本当に力を発揮するのはどんな時か。

規模を広げた時に何が起きるか

具体例を出すと、グッドパッチの土屋さんがXで「10日で5-6個のアプリを作った」と投稿していました。ベイジの枌谷さんがタレントマネジメントシステムを自作したという話もありました。

これは、企画・構成・コンテンツ・デザイン・システム・リリースを、1人でやりきったということだと思います。

これまで1人ではとても対応できなかった規模のプロジェクトを、Claude Codeをチームとして作り上げることで実現した。だから「すごい!」となります。

こういう使い方ができる人は、自分の裁量でプロジェクトの範囲を決められる立場にいることが多いと感じています。個人事業主、役職者、経営者は特にそうです。

Claude Codeがピンとこない場合、使い方の問題より先に、自身が抱えているプロジェクトの規模を見直してみることをお勧めします。

例えば、今の仕事の中に「企画から公開まで自分が通しで動けるもの」が一つでもあるか。それとも、自分の担当範囲が限定的で、前後に必ず誰かがいる状態になっているか。

プロジェクトのゴール設定が従来のままか、それとも、倍の成果を半分の時間で創出する必要があるのか、など。

組織の中でこれをやろうとすると

ただ、組織の中でこれをやろうとすると、難しい場面が出てきます。「それはAさんの領域だよ」「その判断はBさんに確認してから」というハレーションが起きやすい。

また、自分がClaude Codeで生産性を大きく上げても、最終的にレビューする人が1人だったら、そこがボトルネックになります。プロジェクト全体としてはワークしない。

こういう場合は、組織構造やプロジェクトのあり方から見直すことが必要で、関係者と話し合いながら進めていく必要があると思っています。

まとめ

「Claude Codeの良さがわからない」は、感度の問題でも使い方の失敗でもないと私は考えています。チームを必要とするプロジェクトの規模で使っていないから、チームの価値が実感できない。

そういう構造的な理由があると思います。

相棒として使うならClaudeで十分な場面は多い。それが正解なケースもあります。ただ、担当するプロジェクトの規模を広げていった時に、Claude Codeの感触が変わってくると私は思います。

もしまだピンとこないという方がいたら、「チームがいないと動かせない規模の何か」に使ってみることを考えてみてほしいと思います。

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寺倉 大史

寺倉 大史

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業界歴10年以上。マーケティング全体の戦略、プランニング、PM、組織開発など幅広く累計100社以上を支援。藍染職人、株式会社LIG執行役員を経て、デジタルマーケティングカンパニー『MOLTS』を設立。

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