CVRをあげるには、「線」で捉えたコミュニケーションが大切

田島 光太郎

田島 光太郎

Marketing Planner / Consultant

想定場面や課題

CVRを向上させるためには、CTAの最適化は重要な要素の一つである。ただ、CTAを改修しても期待する成果が得られないケースも多々ある。そのようなケースでは、CTAというある意味部分的な改修だけではなく、ユーザーにあわせたコミュニケーションを総合的に見直す必要がある。

例えば、CTAがクリックされない原因は、必ずしもCTAのデザインや文言にあるとは限らない。ページ構成の問題でユーザーがCTAまでたどり着いていなかったり、そもそもユーザー自身が「欲しい」と思えるような魅力的なコンテンツを用意できていなかったり。

あるいは、CTRの割にCVが発生していない場合、遷移先のフォームにも問題があるかもしれない。

解決策

CVRをあげるためには、部分的な「点」の捉え方ではなく、一連のコミュニケーションとして捉え「線」で捉え、導線の最適化を図る必要がある。

例えば、とあるBtoBサイトでは、訪問ユーザーに対して一律に「お問い合わせ」を促すCTAを設置していたが、思うような成果は上げられていなかった。そこで、CVに至るプロセスを改めて見直したところ、CTAだけでなく、CVポイントや獲得すべきキーワード、さらにはフォームのUIや項目まで、あらゆる箇所でコミュニケーションのズレが起きていることが分かった。

そこで、ユーザーニーズに応じたコンテンツを新たに用意したり、フォームページでもユーザーの動機づけとしてUI改修も施し、CVRは改善され、CV獲得は大きく伸長した。

CTAだけに目を向けていては、ここまでの改善は見られなかった。CVに導くために、ユーザーとの接点を整理し、コミュニケーションのミスマッチがないか、一貫性を持たせられているか、純粋に「欲しい」と思ってもらえるようなものが提供できているか、一連のコミュニケーションとしての検討が欠かせない。

著者

田島 光太郎

田島 光太郎

Marketing Planner / Consultant

業界歴10年以上。2023年株式会社KAAAN設立。BtoBマーケティング、オウンドメディア、コンテンツマーケティングを領域を得意とし、コンサルタント・PMとして戦略設計、インハウス化・グロース支援を行う。

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