対策キーワードは、たとえ1ヶ月以上かかっても先に選定しきる

田島 光太郎

田島 光太郎

Marketing Planner / Consultant

想定場面や課題

キーワード設計に十分な時間を割かず、すぐにコンテンツ作成を始めてしまうことで、コンテンツSEO施策がうまくいかないケースがある。単に検索ボリュームの多いキーワードや競合が使用しているキーワードを参考にするだけでは、施策の成果は得づらい。

また、記事制作のたびにキーワードを探し、選定するスタイルは効率が非常に悪い。本来注力すべきコンテンツの作り込みにリソースを集中できていないからだ。一貫性のないコンテンツ制作や中途半端なコンテンツは、かえって負の資産となり、SEO施策全体のパフォーマンスを下げかねない。

コンテンツSEOは短期的な成果を求める施策ではなく、長期的に効果を積み上げていく性質がある。どのキーワードに時間と労力を投入するか、制作の迷いを生じさせないためにも、あらかじめキーワードを定めておく。

解決策

対策キーワードは、例えば「今期かけて対策すべきキーワード」といった具合に、初期段階であらかじめすべてのキーワードを選定してしまう。

コンテンツSEOにおいて、対策キーワードを決めるということは、リソースの投入先を定めることと同義であり、得られる成果もキーワード選定に大きく影響される。つまり、プロジェクトで目指すゴールに応じて対策キーワードは決まるべきであり、対策キーワードを定めるからこそ、運用計画が見えてくる。

1年の行動が決まるということは、裏を返せば、キーワード設計はそれ相応の労力と時間がかかる。ターゲットの購買行動プロセスごとに検索行動を整理したり、各フェーズごとで想定されるキーワードの洗い出しや、次のフェーズに態度変容させるためのコミュニケーションの設計も考慮しながら、キーワード選定を進めていくためだ。

そのためにも、顧客のニーズや課題、自社の商材特性を深く理解することが鍵となる。単純にツールで洗い出した検索量の多いキーワードや、競合他社を模倣するキーワード選定では不十分である。

著者

田島 光太郎

田島 光太郎

Marketing Planner / Consultant

業界歴10年以上。2023年株式会社KAAAN設立。BtoBマーケティング、オウンドメディア、コンテンツマーケティングを領域を得意とし、コンサルタント・PMとして戦略設計、インハウス化・グロース支援を行う。

詳細を見る

ご相談・お問い合わせ

KAAANへのご相談やお問い合わせを承ります。事業成長を実現するための最適な解決策をご提案いたします。

相談する

会社案内資料

KAAANのサービス詳細資料をダウンロードいただけます。サイトグロースで事業成長を実現する支援内容をご紹介します。

ダウンロードする

サイトグロースエージェンシー

KAAAN

デジタルマーケティングのプロフェッショナルが、あらゆるサイトを軸にビジネスグロースを実現します。

プライバシーポリシー

© KAAAN inc. All rights reserved.