事業推進は、全メンバーが現状・課題・ミッションを正しく把握することから始まる

永田 さおり

永田 さおり

Growth Architect

想定場面や課題

企業のマーケティングチームはリード獲得を目的とすることが多いが、事業フェーズによってはそれだけに注力するのが最適ではない場合もある。多くの企業では営業、マーケティング、インサイドセールスなどがそれぞれの役割を担うものの、部門間の連携が十分に取れないことがある。

部門ごとの目標に集中するあまり、事業全体の成長につながりにくくなる。さらにマネージャーやリーダー層が部分的な視点で業務を進めると、その下のメンバーも限定的な考えになり、連携が取りづらくなるといった課題が生じる。

メンバーが点で物事を捉えて動いているのであれば、まずはメンバーの意識から変えていかなければならない。

解決策

このような状況を改善するためには、まず事業全体の目標を明確にし、すべての部門が共通の方向性を持って動けるようにすることが重要となる。さらにマーケティングチーム、営業、インサイドセールス、カスタマーサクセスなどの各部門が事業目標から逆算した役割や施策、部門ごとの目標を見させることが重要。

こうすることでマーケティングや営業といった個別の活動にとどまらず、事業成長のための目標達成を意識した一貫した考え方ができるようになり、より高い成果が期待できる。また、縦割りの体制にとらわれず、マーケティングチームが営業の視点を取り入れ、営業チームがマーケティングの施策を理解するなど、柔軟な役割分担や相互理解を進めることができるようになる。

さらに、事業・サービスに関わる全員が、事業の現状や課題、目指す方向を理解することで部門間のコミュニケーションを円滑にし、チームとしての協力関係を深めることで、各部門が相互に支援し合いながら業務を進められる環境が整う。

このような取り組みにより、一つの役割に囚われるのではなく、事業全体の成長を促進することが可能となる。

著者

永田 さおり

永田 さおり

Growth Architect

業界歴10年以上。2017年株式会社MOLTSに参画。BtoB・BtoC問わず多様な業種業態でマーケティングの立ち上げから実行までを一貫支援。組織開発やコミュニケーション設計を中心にコンサルティングを行う。

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