サービスサイトなどをリニューアルを行う際、ユーザーが自然に次の行動を起こすように意識したコミュニケーション施策を設計した上で、「どの段階」の「どのユーザー」に「どのような訴求を行うべきか」を考えることが重要。この考え方は、サイト設計において特に役立つものであり、最終的なゴール(受注)へユーザーが自然に行動をステップバイステップで起こすように設計する。この設計により、一貫性のあるコミュニケーションを実現できる。サービスサイト全体がどのように事業へ貢献し、リードを創出するのかを検討するうえで効果的なアプローチとなる。
手軽に着手できる施策の一例として、資料ダウンロードやお問い合わせ後のThanksページ(資料ダウンロード完了ページ)の改修が挙げられる。例えば、資料をダウンロードしたユーザーを考えてみよう。何かしらの興味を持ち、資料にアクセスした結果、ダウンロードを行った。ここで重要なのは、その次のステップを見据えたコミュニケーション。資料ダウンロードに留まらず、次の行動に導くようにする。例えば、セミナーへの参加を促したり、無料トライアルの案内、さらには営業との面談へつなげるといった形で、ユーザーを次の段階に進めるよう仕掛けを設ける。単に「資料ダウンロードありがとうございました」で終わるのではなく、メールやThanksページ内で次のステップを誘導することが効果的。こうした一連の流れをつくる考え方は、初期フェーズからの導入が推奨される。次の行動を促すようなコミュニケーション設計を意識することで、サービスサイト全体を見渡したとき、「どの段階」の「どのユーザー」に「どのような訴求を行うべきか」が可視化される。最終的には、各ユーザーの進行度に応じて適切なメッセージや体験を提供し、サービスサイト全体の一貫性を高める。これにより、ユーザーの態度変容を促し、結果的に事業への貢献度を高めることができる。このような設計を行うことで、サイトのリニューアルが単なる見た目の変さらにとどまらず、事業の成長に直結する効果的な仕組みとなる。