新規事業の評価は感覚で行うべきですか
著者: 株式会社KAAAN 寺倉 大史
たとえ初期段階で赤字が前提だとしても、進捗や成果を常に定量的に可視化し、計画通りに進んでいるかを確認し続ける姿勢が重要です。日々の施策が「どの成果に、どれくらい貢献したか」を言語化し、PDCAを回し続けることで、事業の健全性を保ち、成功の確率を高めることができます。
キャッシュカウを持つ企業こそ、自社資金に依存せず、あえて「財布を分ける」仕組みをつくるといいでしょう。資金の出入りを明確にし、成果が見えなければ撤退、見えたら次に進む。このサイクルを徹底することで、新規事業にPL思考を持ち込みつつ、継続可能な挑戦ができる体制を整えることができるのです。
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